使い方
AI Work Studio完全ガイド
AI Work Studioは、HTML、CSS、JavaScript、Python、C/C++をブラウザだけで編集・実行できる学習・試作用Web IDEです。インストールは不要です。コード、ファイル一覧、プレビュー、コンソールを同じ画面で確認し、現在開いているファイルをAI Reviewで見直せます。
まずはAI Work Studioを開くと、すぐにゲストとして利用できます。短いコードの練習ならアカウント登録は必須ではありません。
最初の3分で使う手順
- HTML、CSS、JavaScript、Python、C/C++から使いたい言語を選びます。
- 中央のコードエディタへコードを書きます。
- 画面上部の「実行」を押します。
- HTML/CSS/JavaScriptは「プレビュー」、PythonとC/C++は「コンソール」で結果を確認します。
- エラーや改善点を確認したいときは「AIレビュー」を押します。
画面の見方
ファイル
左側にプロジェクト内のファイルとフォルダが表示されます。ファイルを選ぶと、その内容がコードエディタに開きます。
コードエディタ
中央が編集エリアです。HTML、CSS、JavaScript、Python、C/C++のタブを押すと、その言語の代表ファイルへ切り替えられます。
実行結果
右側では「プレビュー」「コンソール」「両方」を切り替えられます。Webページの見た目はプレビュー、プログラムの出力やエラーはコンソールで確認します。
上部ツールバー
「実行」「保存」のほか、「AIレビュー」「プレビュー更新」「コピー」「ダウンロード」「初期化」があります。スマホでは一部の操作が「その他」にまとまります。
HTML・CSS・JavaScriptを実行する
- HTMLタブでページの構造を書きます。
- CSSタブで色、余白、レイアウトを指定します。
- JavaScriptタブでクリックなどの動きを追加します。
- 「実行」を押してプレビューを確認します。
<h1 id="message">Hello</h1>
<button onclick="changeMessage()">変更</button>
function changeMessage() {
document.getElementById("message").textContent = "AI Work Studio";
}
変更が見えない場合は「プレビュー更新」を押し、JavaScriptのエラーがコンソールへ出ていないか確認してください。
Pythonを実行する
- Pythonタブを選びます。
- コードを書きます。
- 必要なら「標準入力」へ入力値を用意します。
- 「実行」を押し、コンソールで結果を確認します。
name = input()
age = int(input())
print(f"{name} は {age} 歳です")
このコードでは、標準入力へ次のように1行ずつ入力してから実行します。
Taro
20
1個目のinput()がTaro、2個目のinput()が20を読み取ります。
C/C++を実行する
- 「C / C++」タブを選びます。
- コードを書きます。
cinやscanfを使う場合は「標準入力」へ値を入力します。- 「実行」を押し、コンソールの出力と終了コードを確認します。
#include <iostream>
using namespace std;
int main() {
int a, b;
cin >> a >> b;
cout << a + b << endl;
return 0;
}
標準入力へ10 20と入力すると、コンソールへ30と表示されます。
標準入力の使い方
AI Work Studioの標準入力は、ターミナルのように実行途中で文字を入力する方式ではありません。実行前に必要な値を「標準入力」欄へまとめて用意します。
- Pythonの複数の
input()には、1行目、2行目の順で値を渡します。 - C/C++では空白区切りまたは改行区切りで値を渡せます。
- 入力行が不足すると、Pythonでは
EOFErrorなどが表示されます。 int(input())へ数字以外を渡すとValueErrorになります。
ファイルとフォルダを管理する
- ファイル追加:新しいファイルを作成します。拡張子まで入力してください。
- フォルダ追加:ファイルを整理するフォルダを作成します。
- 名前を変更:選択中のファイルまたはフォルダ名を変更します。
- 削除:選択中の項目を削除します。
- 元に戻す:直前に削除した項目を復元します。
- すべて削除:作業場を空の状態へ整理します。必要なコードは先に保存してください。
HTML/CSS/JavaScriptでは、複数ファイルを同じプロジェクト内に作成できます。HTML内の相対パスとファイル名を一致させてください。
保存・コピー・ダウンロード
ゲスト利用
作業内容は同じ端末とブラウザ内へ自動保存されます。ただし、ブラウザデータの削除、シークレットモード、端末変更などで失われる可能性があります。
アカウント保存
ログイン後に「保存」を押すと、ワークスペースをサーバー側へ保存できます。詳しくは作業を保存する方法を確認してください。
コピーとダウンロード
「コピー」は現在開いているファイルのコードをクリップボードへコピーします。「ダウンロード」はプロジェクトを端末へ保存するときに使います。重要な作業は端末側にもバックアップしてください。
AI Reviewの使い方
- 確認したいファイルをエディタで開きます。
- 一度「実行」して、動作やエラーをコンソールで確認します。
- 「AIレビュー」を押します。
- コンソールへ表示された良い点、問題の可能性、次の確認点を読みます。
- 自分でコードを修正し、もう一度実行します。
AI Reviewは現在開いているファイルを見直す学習補助です。自動修正ではなく、修正すべき場所を考えるために使います。詳しい手順はAIでコードレビューする方法にまとめています。
コード、ファイル名、言語、直近のコンソール出力がAI処理基盤へ送信される場合があります。APIキー、パスワード、個人情報、非公開情報は入力しないでください。
初期化とやり直し
「初期化」はワークスペースを初期状態へ戻します。現在の作業が消える可能性があるため、必要なコードはコピー、ダウンロード、アカウント保存のいずれかで残してから実行してください。
スマホ・タブレットで使う
短いコードの確認や実行はスマホ・タブレットでも利用できます。画面幅が狭い場合、AIレビュー、コピー、ダウンロード、初期化などは「その他」にあります。長いコードの編集や複数ファイルの管理はPCのほうが快適です。
うまく動かないとき
プレビューが変わらない
「実行」または「プレビュー更新」を押してください。HTMLのタグ、CSSのセレクタ、JavaScriptのファイル名やエラーも確認します。
PythonでEOFErrorが出る
input()の数に対して標準入力の行数が足りません。入力が2個なら、標準入力も2行用意します。
PythonでValueErrorが出る
int()やfloat()へ変換できない文字が入力されています。数値が必要な場所へ半角数字を入力するか、例外処理を追加します。
C/C++で出力されない
cinやscanfに必要な値が標準入力へ入っているか確認してください。コンパイルエラーがある場合は、コンソールの最初のエラーから確認します。
保存した内容が見つからない
ゲスト保存は利用したブラウザと端末に依存します。別端末で続ける場合はアカウント保存またはダウンロードを利用してください。
安全に使うための注意
- AI Work Studioは学習、試作、短いコードの確認に向いています。
- 重要なプロジェクトは端末側にもバックアップしてください。
- 実行結果やAI Reviewの内容が常に正しいとは限りません。
- APIキー、パスワード、個人情報、業務上の秘密をコードへ含めないでください。
データの扱いはプライバシーポリシー、サービス利用時の注意は利用上の注意も確認してください。
おすすめの学習手順
- 短いサンプルコードを入力する
- 実行して結果を予想と比べる
- 値や条件を1か所だけ変える
- エラーが出たらコンソールを読む
- 必要に応じてAI Reviewで確認点を見つける
- 自分で直してもう一度実行する
練習テーマを探す場合は学習記事一覧から選べます。
よくある質問
無料で使えますか?
基本機能は無料で利用できます。ゲストでもコード編集と実行を始められます。
インストールは必要ですか?
不要です。対応ブラウザでAI Work Studioを開いてください。
input()が2個ある場合はどう入力しますか?
標準入力へ1行ずつ順番に入力します。1個目のinput()が1行目、2個目が2行目を読み取ります。
ターミナルのように実行途中で入力できますか?
現在は実行前に標準入力をまとめて用意する方式です。実行中にコンソールへ対話入力する方式ではありません。
AI Reviewはコードを自動修正しますか?
自動修正ではありません。現在開いているファイルについて、良い点、問題の可能性、次の確認点を表示するレビュー機能です。